事業内容
河川工学 × IT。川の流れを計算する技術と、それを使い続けるためのプログラム・システム、 そして人と組織が技術を使いこなすための支援を、4 つの領域で提供しています。
01AI & COACHING
AI活用支援・コーチング
AI と一緒に、つくり続ける力を組織に。
私たちは日々、AI と一緒にソフトウェアやシステムを設計・開発・運用しています。その実践で得た進め方を、技術者・組織にお伝えします。iRIC やプログラミングの講習会も、教材づくりから実践のサポートまで伴走します。
業務・開発への AI 導入の伴走
どの業務に AI を使うかの整理から、開発・資料作成・バックオフィスへの導入、定着までを一緒に進めます。
技術者向けの研修・コーチング
AI 活用、Python、Git/GitHub による「運用・改善を前提にした開発」を、実際の業務データを使って身につけます。
iRIC・数値解析の講習会
初級から開発者向けまで。操作だけでなく、条件設定の考え方や結果の見方、モデルの背景まで解説します。
マニュアルに基づく回答ボット
手持ちの資料をもとに質問へ答える AI アシスタントを構築します(iRIC の質問に答える iRICbot を運用中)。
主な実績
- iRIC 講習会の企画・運営(国内各地。iRIC としては海外 20 か国以上で講習・セミナーを開催)
- 技術者向け Python ワークショップ
- 大学での講義(広島大学「AI 時代を生き抜く力」ほか)
- iRICbot(マニュアルに基づき回答する AI)の開発・運用
02NUMERICAL & GEOSPATIAL ANALYSIS
数値解析・地理空間データ解析
川の流れと地形を、根拠のある数字に。
モデルを作る側だからこそできる、仕組みを理解したうえでの解析を行います。地形・降雨・衛星などの地理空間データを扱い、計算に使える形に整え、結果を伝わる形で可視化します。

河川の流れ・河床変動の解析
平面二次元・準三次元の流況解析、河床変動・河岸侵食・軟岩河床の洗掘、ダム貯水池の堆砂など。
洪水氾濫・流出の解析
外水・内水氾濫、堤防決壊時の氾濫、降雨流出氾濫(RRI)、過去の洪水の再現計算と検証。
地理空間データの処理
地形(DEM)・流域の抽出、解析雨量や衛星降雨データの取得と整理、衛星 SAR などリモートセンシングの活用。
結果の可視化
地図・3D・アニメーションで、専門家でない方にも伝わる表現にします。
主な実績
- 2015 年鬼怒川洪水の再現計算と浸水範囲の検証
- 令和2年7月球磨川洪水の降雨流出氾濫計算
- 衛星 SAR を用いた河道の流下能力評価の技術研究開発
- 企業の気候関連リスク開示(TCFD)向け浸水リスク計算
03PROGRAMMING
プログラミング
計算モデルを、使い続けられるプログラムに。
iRIC の設計・開発・保守に携わってきた経験をもとに、数値計算モデル(ソルバー)の開発・改良から、前後処理ツールまでを手がけます。作って終わりではなく、改良と引き継ぎを前提にしたプログラムにします。

計算モデル(ソルバー)の開発・改良
Nays2DH・Nays2DFlood などの機能拡張(植生、橋脚、軟岩、浮遊砂など)、計算の高速化・安定化。
独自モデルの iRIC 搭載
企業・研究機関が開発したモデルを、非公開のまま iRIC で使えるようにします。格子作成から可視化まで共通の画面で。
前処理・後処理ツール
Python による格子生成、地形データの前処理、計算結果の集計・可視化ツールの開発。
既存プログラムの保守・移植
古いプログラムの整理、バージョン管理への移行、ドキュメント整備、新しい環境への移植。
主な実績
- iRIC version 3・4 の設計・開発(2023 年 v4 公開。代表は 2010 年から iRIC の開発に参加)
- Nays2DH・Nays2DFlood の開発・運用
- 降雨流出氾濫モデル RRI の iRIC 化
- 建設コンサルタント各社の独自モデルの iRIC 搭載・準三次元化
04SYSTEM DEVELOPMENT
各種システム開発
情報を届け、仕事を回す仕組みをつくる。
河川の技術情報・防災情報を共有する Web システムから、会員・申込・決済の仕組み、データ取得や予測の自動化まで。設計・開発・デザイン・運用を一貫して行います。

防災・河川情報の Web システム
調査データや写真を地図で共有するシステム、河川横断図の管理システム、3D で洪水を見るシミュレーター。
会員・申込・決済の仕組み
共通アカウント(シングルサインオン)、講習会の申込・オンライン決済・請求書、会員管理、メール配信。
データ取得・計算の自動化
降雨・地形データの自動取得、洪水予測計算の自動実行、SNS への自動投稿など、手作業を仕組みに置き換えます。
クラウドでの構築・運用
AWS などのクラウドで構築し、保守・改善まで継続して担います。
主な実績
- 河川の防災・環境情報共有システム(2017 年度から 10 年度連続で受託)
- 3D 浸水ハザードマップ、3D で洪水を見る Web システム
- iRIC の Web 基盤(iRIC ID 2 万人超・イベント・Academy・会員管理)
- 流域の地形・降雨データ取得システム、全国規模の洪水予測の自動実行
進め方
企画・提案
課題と目的をうかがい、何を計算し、何をつくり、どう使うかを一緒に整理します。ここが一番大事な工程です。
開発・解析
小さく試して見せながら、着実に進めます。途中経過を共有し、必要に応じて方針を見直します。
報告・引き継ぎ
実施したことと残った課題を整理して報告します。プログラムとドキュメントは使い続けられる形でお渡しします。